妖怪大魔王・コバ法王の日記

NPO法人GRA代表、妖怪:小林が書く、オートバイや人生、社会や文化など、日頃思っている事です

ボランティアとは、行政ではなく、市民のもの / Volunteers belong to citizens, not the government

NHK
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20240127/k10014336481000.html?fbclid=IwAR0w3Pis3G-3DHVE8xsUAtJoVrCUTzLLiVVFmsKwsPCg3egDaTdVmbMiiwI


ボランティアとは、本来、市民による市民に対しての支援です。今回の震災では、行政が主導した事で大きく遅れ、被災直後の絶望感や孤立感など、本当に必要な「心」の支援が大きく損なわれています。
Volunteering is essentially support provided by citizens to citizens. Due to the government's leadership in this earthquake, the truly necessary emotional support has been greatly impaired.

 



1995年阪神大震災で被災した体験から言えば、震災翌日には、‘道なき道’ を自走して、現地に入って来る人があり、一週間も絶たない内に、「救援物資」のプラカードを下げたオートバイ乗り達を数多く見かけたものです。彼らは、自身の家族や友人、或いは避難所を目指して、移動に伴うリスクを覚悟で来ていた筈です。そして、食糧や水、暖房などの支援ばかりに注目を集めていますが、実際には 虚無感 や 絶望感、孤立感 など “心” へのケアが大切で、被災後、時間を置かずに、時間をかけてやって来た彼らによって、多くの人々の “心” は救われた筈です。しかし、現在では、内閣府(政府)が主導して、ボランティアの移動や入境を制限している状況では、本当に必要な、家族や友人・知人による、直接の支援を妨げる結果になり、避難している多くの人々の “心” を救う事に繋がりません。

そもそも、現在では 内閣府が認定して、社会貢献の為に活動している 数多くの NPO法人があり、日頃から フードバンク や 孤立者支援など、行政主導ではなく、数多くの人々への支援実績を持った NPO法人があります。 彼らなら、最も早く、被災して支援が必要な人々に、適切で適確な支援を行なうノウハウも体制も整っている筈です。 何故、内閣府は、自らが認定して その活動状況の管理も行なっていながら、いざとなったら、全てを行政主導で行おうとするか理解できません。

2022年、ロシアがウクライナへ侵攻して、ウクライナから国外へと避難する人々が数多くあふれ、世界各国が避難者の受け入れを進めた時がありました。多くの国が、多くの人々を 国主導で受け入れた際、日本は最終的な受け入れ先に 市民団体・NPO法人を指定して、遅れてさほど多くない人々を受け入れを実現させた経緯があった筈です。どうにもならない時だけ NPO法人を利用するのではなく、行政では対応が難しい事を日頃から行なっている NPO法人の能力に頼る体制へと改める必要があるでしょう。

以上、今回の震災は、ボランティアとは、本来、[ 市民による、市民のための、親身で素早い支援 ]である事を再認識させられた機会でした。




f:id:youkaidaimaou:20200509003314j:plain