妖怪大魔王・コバ法王の日記

NPO法人GRA代表、妖怪:小林が書く、オートバイや人生、社会や文化など、日頃思っている事です

ジムカーナ グランプリ、ライダー達の笑顔の記録映像です

  
長年に亘って開催していたイベントの記録映像を作成しました。

全国各地を転戦しながら 年間獲得ポイントを競う ジムカーナ グランプリ に参加した ライダー達の記録映像ですが、彼らの特徴はとても笑顔が多い事です。
きっと、開催当日の運営作業の全てを、事前に決められた役職に分かれて担当して、初参加のライダーにはサポートをして、一緒にイベントを作り上げる楽しさと、他のライダーと協力する楽しさを知っているからでしょう。
  


  
This is a video recording of the riders who participated in the Gymkhana Grand Prix, where they compete for points throughout the year as they travel around the country.
And one of their features is that they smile a lot. I'm sure it's because they know how much fun it is to create an event together and to cooperate with other riders.



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『 SNS での バッシング 』

        
今日は、SNS 上でのバッシングについて書きたい。
と言っても、よく聞く学校のクラスメイト間のSNSでのイジメではなく、Twitter 上などでの膨大な数での誹謗中傷でもない。 それらと較べると、僕が体験したのは無理解による小さなバッシングではあるが、少し愚痴も入ると思うけど、聞いて欲しい。

  
  
「 メーカー系のコミュニティサイトで 」

それは、昨年、友人に誘われて入った 車両メーカー系の FB・コミュニテイでの事だ。
元々、僕は ツーリングや多くのライダーが集まるイベントには関心が殆ど無い。その上、知り合いのライダーの 82%以上は区切られたエリアに作られたコースを走る事に関心が高い人達だから、“普通のライダー” の人と交流するのも悪くないと誘いを受けた次第だった。

そして、皆さんの投稿を見たり、時には僕の近況を投稿したで数か月が過ぎ、今年に入ってから、皆さんの参考になればと思ってライディング用参考記事を投稿したら、直ぐに否定的な返信ばかりが一気に舞い込んで来た。
  
もう、大変!
そうした返信の一つひとつに、冒頭の「こんにちは」とか「はじめまして」に続けて、相手の名前を書いてから文章を始めて、最後には「ありがとうございました」の感謝の言葉を入れていった。が、それも気に食わないのか、礼儀の無い否定・反論ばかりが続いた。

 

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「 バッシングのメリット 」

当然、バッシングを受ける側にとって、本来ならば、メリットなんかある筈もない。
が、耐えて丁寧に返信しながら、じっくりと観察してみると、そのコミュニティ でよく投稿し他の人の投稿に返信する「名主」の人の影響が大きい事を学んだ事はメリットだと気付いた。
つまり、よく投稿する「名主」が No! と言えば、それを見計らっていたかの様に、日頃は殆ど投稿で名前を見た事もない人達が、「名主」の見解に合わせて一斉に襲って来るような貴重な現象を体験できたのだ。
ただ、困った事に、TVの時代劇でも観ているかの様に、「名主」以外の人達に礼儀はあまり無く、知識も薄く、書く文章にも説得力が無いという特徴も共有していて、更に、分かりやすく説明を工夫しても全く受入れようとさえしない。
    
そんな事で、バッシングを受けて得たメリットは、誰が「名主」で誰が根拠脆弱なまま理論や体験を振りかざす人かが分かった事だけど、それだけでもなかった。
誰がまともな人か、つまり、見て見ぬフリをしないで、“いいね” の賛同や応援のサインを送ってくれたり、多くの主旨違いのコメントに対して積極的に返信してサポートしてくれる人の存在を発見した事が大きなメリットだった。
積極的にサポート役に入ってくれた人は数名いて、お蔭で、随分と救われた思いが出来たので、恩返し出来る機会の為にも、そんな大切な人の名前はしっかりと覚えている。そして、最も大きな教え・メリットは、バッシングする人は一部の人・少数派に過ぎないと確信できた事かも知れない。

 


「 リアブレーキでは曲がらない 」

では、どんな投稿をして バッシングを受けたと言えば、既に Webサイトでも公開している「 Q&A、リアブレーキでは曲がらない 」という Q&Aコーナーの ライディング技術に関する記事だ。
解説している内容は、僕にとってはとても当たり前の事だけど、旋回時のリアブレーキは車体の安定に寄与するけど、実際には積極的に曲がる作用は持っていなくて、ただスピードが落ちるから旋回半径が小さくなっているだけ、という事を理論的に分かりやすく書いた記事。
  
すると、「旋回中にはフロントブレーキを使わないのが鉄則」とか「旋回時にフロントブレーキを使うと転倒のリスクが高くて危険」、酷いのは「GPレーサーでもリアブレーキで曲がっている」と言い出す者もいた位だった。
困ったものである。 オートバイは、直立走行時のブレーキングでも、旋回走行時のブレーキングでも、ブレーキの効果を発揮するのは前輪の方が遥かに大きい乗り物だ。 旋回中にはフロントブレーキを使わず、急に人や障害物が現れた時にもリアブレーキだけを使うのが安全だと思っているのだろうか。
直立走行時のブレーキングでも、ABS作動直前の最も効率の良い領域でのブレーキコントロールは練習が欠かせない。 同様に、緊急回避行動を余儀無くされた場合に、転倒の可能性が高い旋回走行中のブレーキングでもコントロールするための練習が欠かせない。その理解と意義を無視して、“誰かに言われた” 事に固執していては安全とは言えない。

 

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「 Q&A、 リアブレーキでは、曲がれない ?」より




「 フロントブレーキ利用の規制 」

全国のライダーの殆どは、僕の知り合い 82% を超える遥かに超える人々は、きっと、彼らと同じ様な意識でいるのだろう。「旋回中はフロントブレーキを使ったら危険」という都市伝説の牢屋に閉じ籠っているのだ。
そこで、何がこの都市伝説の源流なのかを考えてみると、僕一人の力だけでは立ち向かえない強敵である事が見えてきた。それも、少なくとも 三重(さんじゅう)の堀と石垣で守られた堅牢な建物のようだ。
    
一番目の堀は、教習所でのコーチングでの指導だ。直進走行でのブレーキングの時はフロントブレーキを(当然)使えと言うけど、それ以外のセクションでは使うなと言っている様なのだ。
第二の堀は、「安全運転」を銘打った全国規模の大会だ。各地方ごとに予選を行ない、そこで選出されたメンバーが年に一回の大会を行なって各クラスの優勝を競っているのだが、そこでも、フロントブレーキ利用に規制をかけているようだ。つまり、「フロントブレーキレバー操作時は、4本指で行なう事」というルールを設けているのだ。
四本指でのブレーキ利用に規制されれば、当然、残る親指と手の平だけでは微妙なアクセルコントロールは難しいから、殆どのコーナーでフロントブレーキを使うのが困難になる。しかも、一番疑問に思うのが 等ピッチの直線パイロンスラロームコースだ。右から左、左から右へと 小刻みにフロントタイヤの向きを変え、それに合せて行なうアクセル操作が見せ所になるセクションなのに、フロントタイヤの向きを一気に変えるのに一番有効なフロントブレーキを使えないのだ。だから、間の抜けたスラローム走行しか許してもらえない。それでも「安全運転」だ。
     
そして極め付けは、白バイの(特練生による)全国大会だ。最近の大会の映像を観る限り、今では、先に挙げた「4本指ブレーキング」がルールに加わっている様なのだ。と言うのも、僕が少し若く、ひたすら情報や練習機会を求めていた頃、アポ無し(事前の訪問約束もせず)で、神戸市内にある交通機動隊本部を訪ねた事があり、その時のエース格だった人から「2本指ブレーキング」を直接教わった経験があるからだ。だから、当然、以前は「2本指ブレーキング」は当たり前だった事は間違いないのが、4本指・規制が加わって、あの重い車体でスラローム競技に挑めば、あくびが出るフロント旋回があったとしても不思議ではない。

  
  
  
「 バッシングの本当の原因 」

と、ここまで書いてきて、バッシングを受けた本当の原因が見えてきた。
それは、僕の思い込み(信念?)の強さと、コミュニティーなどの “場” の空気を読めないという欠陥が原因かも知れないと確信した。こんな欠陥話に付き合ってくれた方には申し訳なく思っている。
    
でも、そんな欠陥は自覚しつつ、不毛なバッシングが襲来する事も覚悟しつつ、「フロントブレーキ」の大切さと、どんな場面でもフロントブレーキが安全走行に欠かせない事は伝えていく覚悟は変わらない。 何と言っても、フロントブレーキの最大の役割は、フロントタイヤへ荷重を与えて、フロントタイヤのグリップ力を生み出し、同時にフロントタイヤ主導で旋回を行なわせる事だ。だから、GPレーサーが旋回中でも使用しているのは当たり前だし、自然の山肌などの滑り易く難しいセクションを低速で走るトライアう競技でさえも、フロントタイヤのグリップを確保して進行方向を安定させる為にフロントブレーキは常に併用して走行しているのだ。
   
などと色々と考え、覚悟を新たに、旋回でのフロントブレーキの役割を伝える動画をコミュニティに投稿した。それは、フロントブレーキでフトントタイヤに掛かる荷重をコントロールする大切さを、トライカーナコースの走行映像を使って解説した動画だ。
こんな投稿をすれば、また、バッシングを受ける恐れもあったけど、「鈴鹿サーキットで、年に数回、独自のカリキュラムで開催していた 一泊二日の合宿でのトライカーナ映像」という説明文が効いたのか、コメントは全く無かった。無視されたのかも知れないけど・・。

  
  

最後に報告をひとつ。前回のバッシング受難時もそうだったけど、今回の投稿時でも、公式Webサイトへの閲覧数が、短期間、確実に上昇するのが確認できた。きっと、多くの人々が関心を持ってくれた結果だろうし、そんな存在を確認できたのもメリットだろう。 そして、最後まで愚痴混じりの文章に付き合ってくれた方々へお礼を言いたい。これからも、いつまでも、楽しく、安全なオートバイライフをライダー自身が築く為に、参考になると確信した事を記事にしていくので、期待してもらえると生きていく励みになるので、更に嬉しい。
  

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所詮は、他人事(ひとごと)か

     
1995年 1月17日、朝、神戸市東灘区まで辿り着き
目を奪われた光景は、倒壊した高速道路ではなかった。
   
倒壊した民家の屋根の上で、その瓦を剥がしながら、
誰かに対して、大声を出している男性の姿だった。
   
管理職だった僕は、大阪の勤務先の被害を確認する為、
持ち出した本番用オートバイ、停められなかった。
   
きっと、地震で圧潰した1階の人の救助だったのだろう。
何故か、手伝えなかった事が、今も心に刺さっている。

 

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もう一つ、笑い声と一緒に、心に刺さっている光景がある。
被害が殆ど無かった大阪で、小さな余震が来た時だ。
   
背広姿の二人の男性が「あ~~ びっくりしたぁ」と笑い、
連日のオートバイ通勤で汚れた姿の僕は、笑えない。
   
もちろん、彼らにとっては他人事、責められる訳はない。
家屋損壊せず、いつもの日常を過ごしていれば分からない。
  
けれど、新型コロナウイルスで「笑い声」はどうだろう。
被害を受けた人に配慮せず、更に苦しめてはいけない。



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弘法と筆

        

「弘法 筆を選ばず」という言葉がある。
上手な人はどんな道具を使っても上手だ、という意味らしい。
    
が、これは、下手を自覚している者の “やっかみ” でしかない。
或いは、やる気の無い者の単なる “言い訳” だ。
    
書の達人と言われる弘法大師でも、駄目な筆で上達した筈がない。
上質な筆と墨があってこそ、繊細かつ大胆な筆使いが学べるもの。

 

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オートバイもそうだ。
弘法の筆以上にきちんと整備して、自身に合わせて適切に調整して、
ごく簡単な事を、完全に100% こなせる腕を磨くのが基本。
    
弘法と同じ筆を買って、派手な書ばかり繰り返したって、
上手になる筈もないし、何よりも書の心が掴める訳がない、と信じている。
    
しかし、身体に合った筆を勧める製造メーカーは無く、
身体に合わせて行なうべき調整さえ、適切に行なえる販売店も無く、
肝心な書道教室でさえ、姿勢とか視線とか、見た目しか指導できない。
   
伝道の道、遠いな。


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オートバイとスキーは同じだけど ・・

    
オートバイが好きなのは別として、何故だろう?
体験や知識を広める事、何故、長年やっているのだろう。
   
きっと、オートバイを趣味や遊びとして扱い、
間違った情報や指導の蔓延が、我慢できないのだろう。
   
オートバイとスキーやボードは同じだ、と言えば、
サスペンションの正しい働きと調整、理解されるだろうか?


 

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何かを伝えようと想えば想うほど、
色々な言葉や例え話が頭に浮かぶけど、
その多くが誰も言っていない事に戸惑ってしまう。
    
膝まで沈む新雪の野原を、一人で歩き、
時々、後を振り返っているような気分になる。

 
でも、進むしかない、だろうね。


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彼とは、別の言葉で進めたい

     
Albert Einstein (アルベルト・アインシュタイン)氏、
彼が言った言葉は、有名な「相対性理論」だけではないようだ。
   
その中で、一つ気になる次の言葉があった。

「 悪い行ないをする者が世界を滅ぼすのではない。
  それを見ていながら何もしない者たちが滅ぼすのだ。 」
  
  
ドイツ生まれの彼は、生まれた年代から想像すれば、
「ハイル!」(万歳)の声が響いていた社会も重ねて、
その意識のない人々への警鐘だったのでしょう。


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ただ、それはオートバイの世界でも言えるし、
クラス内でのいじめや、人種差別でも同じだから、
現代でも変わらず真実の言葉だ。

だけど、そのままでは悔しい。
これからも、同じ様に警鐘を鳴らしていきたいけど、
意地でも、彼とは別の言葉で進めていきたいな。
  
  
  

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思い出した、笑顔たち

     
新しく、アーカイブ映像のイントロを作りたくなった。
GPシリーズをイメージするスライドショーだ。
  
プランを固めて、画像を選んでいて気付いた。
GPシリーズの画像には、笑顔がとても多いのだ。
  
1995年から始めた、全国各地を巡ったシリーズ戦だから、
初参加の人、初めて会う人が多いのに、何故か笑顔だ。
  
タイムを争う勝負、目が三角になった競技会は多いが、
GPシリーズには笑顔が多かった事、僕好み、再発見だった。

 

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昨夜遅く(今朝早く)までかけて、選んだのは 200枚ほど。
2003年までの 4000枚ほどの間、ずっと、唸っていた。

ノミネート画像から 50枚程選んで、スライドショーを作る。
手間や時間をかけても、良い作品になるとは限らないが、
決して、嫌いではないし、無駄にはならないと思う。

さあ、残るは 2004年と2005年の GPシリーズだ・

 

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