妖怪大魔王・コバ法王の日記

NPO法人GRA代表、妖怪:小林が書く、オートバイや人生、社会や文化など、日頃思っている事です

『 第一回・ワクチン接種の報告 ! 』@神戸市

      
本日(6/20)、神戸市の ワクチン接種に行った時に感じた報告です。

< 会場内は撮影禁止だった為、画像はありません >

接種場所の選択は、一般医療機関利用 と 市が設置する集団接種会場、そして 県や国などが設置している 大型接種会場 の 三種類がある中、一番気楽そうな 集団接種会場 を選びました。

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会場へ赴くと、サポートの為に働いている(恐らくボランティアを含め)若い人達が目立って、老々接種でない安心感に包まれたのでした。会場の広さ、スタッフの人数などから見ると、一時間に 20人への接種がベースになっているようでしたが、行った時間帯では 10~15 人と少し余裕が余っている雰囲気。

   
受付、書類等の確認、問診(医師)、接種(医師)、そして最後に 二回目の接種予約(学生などが PC で予約代行)の流れで進みましたが、神戸市の場合、「問診票」と「予約代行 のシステム 」に 少し問題ありでした。

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「 問診票 」

事前に、自ら問診内容にチェックを入れて回答して、最後に署名を入れた 問診票 を持参するシステムでしたが、質問の設定の中に、「妊娠している可能性」と「かかりつけ医はワクチン接種に対して賛同したか」という 設問がり、僕にとっては どちらも該当がないので、チェックを入れず、最後に 署名を入れて持参したのですが ・・・

接種担当の医者の段階に来て、説明も無く、かかりつけ医の設問に勝手にチェックを入れたのです。問診票は、後々、何かトラブルが発生した際、公的な書類の一つになるため、勝手にチェックを入れるのはやめる様に! と意見をすると、医者、急に 「 責任者を呼んで! 」と、まるで 万引き犯を 現行犯で捕まえた時の様に 市のサポート役の人に命令口調で指示したのです。

困ったものです。
市とは どういう話と責任分担で 接種を担当しているかは分からないけど、今回の接種の担当職は 税金が使われる 公務であり公共サービス の一部の筈。 医者は売り手市場の為に 時給 2万円を超える 高額の報酬を得ながら、まるで、いつもの病院業務時と変わらない意識に見える。 ほぼ 50歳台に見えた医師だから、 経験や社会的見識、そして 現在の社会状況への理解は備えているべき人としては、残念な対応でした。
医師はその後、全く無口のまま、ムスっとしたままで接種を完了!
傍に居た、市側の若いスタッフの 「 貴重な指摘でした 」という声が助けになりましたが、益々、医者は好きになれそうにありません。

   
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「 二回目の 接種予約の代行システム 」

PC を操作して、神戸市の予約システムでの操作を代行してくれるという、普段は PC操作やインターネット予約に慣れていない人にとっては 楽なシステムでした。

代行を担当する人は 恐らく学生さんか? 20代を中心にした若いスタッフ達で構成され、それぞれ 手配された ノートPC を操作しながら、要望に沿った予約をしてくれるものの、全く 無駄の多いシステム構成でした。( スタッフは丁寧だが、システムに疑問符ばかり )

その一つが、市が を発注し予約用プログラム の問題で、個人を特定するのに、市が市民に振り分けた 10桁の数字・「接種券番号」を “紐つけ” (識別用のキーとなる数字)に使わず、「電話番号」を “紐つけ” に使っているため、代行してくれる人は わざわざ 電話番号を入力しなくてはならないのだ。本来ならば、接種券番号 の方が個人特定が確実だし、電話を持たない人にも有効だし、接種券番号 を リンクさせている バーコード が書類に印字してあるから、バーコードリーダー を導入すれば更に 正確な操作が可能なプログラムになった筈だ。発注側のシステムに関する知識が不足していたのか、納入側が 自前で持っていた 同様なプログラムを そのまま流用して安直に納入した結果と評価されても仕方ない程のレベルだ。
   
更に、それ以上に驚かされたのは、予約代行した人に対して、「 二回目の接種会場名 」、「 日時 」、そして 15桁の「 接種予約番号 」の全てを手書きして 渡す様に指示してある事だった。 全く、時間のロス以上に、ミスの発生を抑え込むには 適していない処理を担当スタッフへ指示しているのだ。
本来ならば、予約用プログラムに組み込まれている、予約内容確認用シートを印字して手渡すか、或いは、A4 用紙 に 接種会場やカレンダー などを印字した用紙を作成しておいて、各項目ごとにチェックを入れて、予約番号は 15桁の マス目 に 手書きで記入するシステムにして、ケアレスミスを 未然に防ぐ方式にすべきだろう。 全く、民間企業的目線から見ると、ホントに 官僚的、言われた 業務はこなして、言われた以上の事はしない的な システムになっている。

ワクチン接種の為の準備期間が一年以上もありながら ・・ と、またも 思ってしまったのでした。


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接種のその後

・・ 注射時は殆ど痛みは無かったのですが、10時間後、接種した左肩が筋肉痛の様な痛みが。まるで、肩をぶつけてしまって、その時は痛みは感じず、内出血部が固まってから痛み出した時の様な感覚です。

ファイザー製ワクチンは、2回目接種時の方が副反応が出易いと聞いているので、7月13日(火)が楽しみだ。 どんな 接種担当医だろう?



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