あの地震以来、25年以上酷使している三輪原付バイク・ジャイロUP 君の近況です。
先ず、メーカーがリコール届出している部品・フロントサスペンションのアームが折損した件ですが、リコール対応を行なうホンダドリーム店との交渉が面倒だったので、新品購入して交換しました。一緒に、アームが折損すると必ず曲がってしまう部品・ダンパーも左右2本、中古で入手して交換しました。
ただ、原付バイク、特にスクーター系統は、昔ながらの普通(?)のオートバイとは設計思想が違うので、触ってやるのが苦手というか面倒に感じます。
今回も、ダンパーを交換するにはフェンダーを外す必要があったのですが、それを外すのは面倒な作業になるので、外さないで交換出来る様にとフェンダーに穴を開けました。お蔭(?)で、いつでもダンパー交換は簡単になったのです。
可哀そうな事に、面倒、面倒と言われて、整備ほったらかし状態だったツケ(代償)は大きく、アームが疲労限界を迎えて折損するまでに、その折損原因となった部品の作動抵抗の大きさから、ダンパー下部の取付け部のゴムブッシュは完全に磨滅するなど、フロントサスペンション各部に疲労・摩耗感が満ち溢れた状態でした。
その一つひとつをケアして、一昨日にはフロントのドラムブレーキの分解整備をして、見違える様にコーナリングが楽しくなり、以前の感覚が蘇ってきた感じです。
後は、ガタが来ていたままに乗りまわしていた結果、フロントタイヤの左右の摩耗が違うなど偏摩耗していて、とても変わった摩耗痕で摩耗限界を迎えているので、さあ、タイヤ交換ですね。あぁ、ごめんなさい。