前回開催したイベントの帰路、トラ君はエンジントラブルの癇癪を起した為、本日開催したイベントには VTR で行きました。
久し振りに乗った VTRは良く出来たオートバイです。 前後サスペンションには手を入れているとは云え、素性の良さ、マナー・振舞いの良さは、僕のトラ君とは較べられない程です。高速道路でもラインを自由に選べて、しかも安定感も高いのです。
一方、トラ君はステム付近のフレーム剛性の関係で常に固ゆでコンニャク程度の頼り無さに思える。その上、未だ原因不明のトラブルでガレージに寝そべったまま。 仮に治ったとしても、すぐに高速道路に連れ出す程の勇気は湧いてこない程にトラウマに陥らせてくれた奴。
しかし、“良妻” と言える出来のVTRとの帰路、ソクラテスの言葉ではないが、“悪妻” にも惹かれるモノを確信してしまいました。
哲学者にはなれなくても、前後サスペンションからフレーム、エンジンに至るまで悩ませる事ばかり与えてくれるので、エンジニア魂は確実に育ててくれているのは間違いない。 Mか?