妖怪大魔王・コバ法王の日記

NPO法人GRA代表、妖怪:小林が書く、オートバイや人生、社会や文化など、日頃思っている事です

AI チャットボット が「校長先生」に

Interesting Engineering 伝、

https://interestingengineering.com/innovation/abigail-bailey-schools-ai-principle-headteacher


英・テレグラフ紙によると、南イングランドの学校の校長が、AI (人工知能)を活用したアシスタントを雇用したと報じています。このアシスタント「アビケイル・ゲイリー」(画像で紹介)は、AI によるチャットボット(自動会話プログラム)で、学校での役割は「校長先生」役で、現実の人間の「校長先生」を補佐・相談役として、人間・校長先生が教師やスタッフをサポートする際や、特別な支援が必要な生徒への対応を策定するなど、学校の中で孤独な立場で様々な判断を強いられる校長先生を補佐する役割を与えられている様です。

     
それ以外にも、「AI 責任者」に任命された AI チャットボットも雇用されているなど、生徒個々人のニーズに合せて教育コンテンツや教材を独自に作成するなど、生徒の学習を助ける為に、学校のカリキュラム全体を変革できる大きな可能性を示しています。
確かに、将来は AI チャットボット が学習の支援役として大きな影響を与えるでしょう。そして、人間の「家庭教師」や「塾教師」、「メンタルアドバイザー」などを頼らず、効率の高いケアを求める人々が増えるでしょう。
  
しかし、「知識」は「知識」、自ら発見したり体験して得た、自らの「知恵」や「考え」、「創造」こそ人間にとって最も価値がある事を忘れてはならないでしょう。22世紀に向けての人類の課題になるでしょう。




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