妖怪大魔王・コバ法王の日記

NPO法人GRA代表、妖怪:小林が書く、オートバイや人生、社会や文化など、日頃思っている事です

「人権」よりも、「利益」を重く扱う、政府

国連 発、
ミャンマー の死刑執行に対して、国連人権委員長の Bachelet 氏が、死刑執行を非難して「政治犯として捕えている人全員を釈放するように」と声明を出しています。


各国政府は、特に民主国家と言われる国は、常に人権を口にしながら、利益が絡まないと行動しようとしない。“難民問題” 然り “侵犯行為” 然り。 アフガニスタンへの米軍の侵攻と撤退では、多くの人権侵害や難民が生まれたのに、自称:民主国家は大国の行動に異を唱えませんでした。
      
また、2008年、グルジア(現在の呼称は ジョージア)の アブハシア地域と南オセチア地域に、ロシアが軍隊を侵攻させて占拠を続けている事や、2014年、同じく、ロシア軍が ウクライナクリミア半島地域に侵攻して占拠した事に、欧州各国はさほど非難をしていません。
    
しかし、2022年、ウクライナの首都・キーウに対して侵攻を始めると、一斉に、一種過剰とも思える程に、ロシアに対して制裁政策を進めている様子を見れば、人権というより、自国利益と “人種” や “宗教”に偏った判断がある様に思われます。

Myanmar: Bachelet condemns executions, calls for release of all political prisoners
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