妖怪大魔王・コバ法王の日記

NPO法人GRA代表、妖怪:小林が書く、オートバイや人生、社会や文化など、日頃思っている事です

ダイス、 これさえあれば !!♪

全くもって 世の中は便利になったものである。
何しろ、数少なくなった店を見て歩かず、
モニター見ながら  ・・・  ポチッ ! で 届くのある。

今回届いたのは ダイス
それも、工具店ならば取り寄せ必至のサイズ
M10 × P 1.0 という特殊ダイスだ。
 

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少し詳しく説明すると ダイスとはボルトのねじ山を作る専用工具で
M10 というのは 直径が 10 mmのボルトを作る工具だという事で、
P1.0 とは、ねじ山のピッチ( 山と山の間の距離 )が 1.0 mm のボルト作製用という事。

一般に使われている M10(直径10mm)のボルトのピッチは 1.5 mm(P=1.5)で
細目 と呼ばれてピッチが小さいボルトは P=1.25 (1.25 mm)。
そして、今回の P=1.0 (ピッチ 1.0 mm)というボルトは滅多に使われていないから、それ用のダイスは工具店の店頭ではまず見かけないのだ。
 
誤解しないで欲しい !
ボルトフェチ だから収集している訳ではない。
(スプリングフェチなのは認めるが ・・・ )
オートバイの部品の中で ある個所には このボルトサイズが使われているからだ。

さあ、これで フロントフォークのカートリッジ用のアダプター
旋盤で苦労せず ( 旋盤でねじ切りは苦手だ ) 作れるかな ?♪

週末の愉しみベアリング ♪

体力が衰えたのか ?
技術が劣化したのか ?
いや! オートバイが悪いに違いない !!

と言って、
知恵で少しでも良くしたい歳頃だ。

そこで、ホイール周りの ベアリングとオイルシール交換だ!
だけど、トラ君の部品、正直に純正部品を注文すれば、
手間賃と空路料金を含めて とても高いのは当然。

かと言って、国産車の純正部品流用を選ぶのも安くない。
だから、ベアリングサイズを確認してモノタロウでポチ!
それも規格品よりも一段階フリクションの少ない形式だ。

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とりあえず、NSK(日本精工)製とNTN製 でそれぞれ 1台分。
JTEKT さん ごめんなさい! )
一緒に、オイルシールも規格品2台分も揃った。
どちらが、どれだけ、良くなるのかな ??

  
 
さあ、これで 週末のガレージ籠り、愉しめるワイ ♪

対策用 スプリング 到着 !!

先週の日曜日、イベント開催の日、
久しぶりにトラ君の出勤だった。

フロント周りに施した改良は奏を効し
11月の時より格段に気持ち良い走りだった。

しかし、こうなると気になるのがリア周り
以前から気持ち良く動作しない領域があり、
ラクションを利用した(ゴリゴリ)走りができない。

こうなると、そのままほっとけない性格。
更にレートの低いスプリング 2本を発注。
他車のリンク周りのボルトを発注。
週末は、きっとまた、ガレージ籠りか。
  

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それにしても、トラ君のリア設定はお粗末だ。
姉妹車 デイトナ号は市街地では使えないスプリングレートで、
それよりも 15% 以上レートを下げたのに動かない。
 
標準設定は 675 LBS/inch で、今回購入したのは
525 と 500 (LBS/inch)の 2本だ。
 
ん? スプリングだけでなくて、
リンクプレート にも問題あるかも知れない?
サスペンションユニット自体にも ?


 
ますます ガレージ籠り 確実か ??

快感のVTR、不快のトラ君 ?

11月26日、イベント開催のため、VTR250に乗った。
それは、とっても気持ちの良い走りだった。

実は、トラ君を使う考えもあったが、
11月12日のイベントへの往復が不快で苦痛だったからだ。

フロントサスペンションのトレール量の確保のため、
様々なトライをしているが、トラ君の持病は治せない。
全然、気持ち良く走れない。

また、勉強しなくては。
 
 

原点回帰、起死回生(?)の トルクレンチ ♪

きっかけは トラ君の「レギュレーター&レクチファイア」の修理をした時。
取り外しのために リアサスペンションユニットの脱着をした後、リアタイヤの動きが悪くなった事に気付いてからです。

整備はいつもの様に、正規の順番で、トルクレンチで指定値で締めつけているのに変なのです。
そう言えば、同じように フロントサスペンションの動作も少し鈍くなっていると感じていたのです。

そこで、走行確認できる環境で、トルク値を変更しながら確認作業を繰り返せば、もっと低いトルク値が良い結果だったのです。
例えば、リアサスペンションのリンク周りは、指定値が 46 N・m のところを 38 N・m に。 フロントサスペンションの 三つ又アンダーブラケットのピンチボルト(フォーク固定ボルト)は 指定値が 20 N・m のところを 16 N・mに。
アクスルシャフトのピンチボルトは 22 N・m を 18 N・mにと 2割近く下げる事になったのです。(以上 KTC製トルクレンチでの設定)

( ボルト材質は変更して潤滑方法も変更していますので、あくまでも参考例として )

そんな作業を行なっている時、所有しているトルクレンチによっては違うトルク値になる事に気付いたのです。
当初から所有している 東日製作所(通称:トーニチ)のプリセット型トルクレンチで締め付けたボルトを、7年前から使用している 京都機械工具(通称 KTC)の同じくプリセット型のトルクレンチで確認すると、1割程度低いトルク値を示すので大きな問題です。

ガレージ内で使うトルクレンチは KTC、外へ持ち運んで使うのは トーニチ として使い分けていたから困ったのです。どちらを信用すれば良いのか ? と。
トーニチは 日本では最も信頼性の高い製品で 校正が可能な製品。 一方、KTC は 良く知られたメーカーの製品だけど 校正ができず、完全に信用しきれない部分が残るのです。

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そこで決めたのです。トーニチ製の 最も基本形態のビーム式トルクレンチの購入を。
この製品の良い点は、プリセット型のディジタル方式ではなくて、アナログ方式で確認ができる点で、もちろんメーカー依頼で校正も可能です。

そして、このビーム式トルクレンチを使って、従来から持っているトルクレンチの校正をすれば、安心して正確な整備やセッティングが出来る!! と思っているのです。
さあ、週末のガレージ、従来からのトルクレンチへの裁定は?   楽しみのような、心配なような気持ちです。
 
 

これで、少し速くなれるかな ?

ゴム製の部品は消耗品だ。
オートバイにとっては、新鮮な野菜と同じ、賞味期限がある部品だ。

代表的なゴム部品はタイヤだけど、陰に隠れているゴム部品達も忘れてはいけない。
その代表的な部品の一つが 「 ハブダンパー 」だ。

タイヤよりずっと長持ちするけど、2000 ㎞走行毎には交換したい部品だ。
「 ハブダンパー 」の期限が来ると走りのリズムが狂ってしまうのだ。

しかし、トラ君は 帰国子女。
純正部品は 国産の子達のと較べてとても高いのが悩みのタネだ。
 

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先日も ヤマハR6 の レースベース車用部品を流用したけど相性悪く、
カワサキ各車の純正部品から探しても形状が違うなど悩みは続いていた。

そこで、窮余の策として、へたった「 ハブダンパー 」を延命する部品がこれだ。
0.2 mm 厚の焼き入れスチールベルトや 0.3mm厚のアルミ板などだ。
 

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ただ、どちらにしても、延命策は延命策でしかない。
誰か、トラ君の 6本リブ型一体式「 ハブダンパー 」と互換性のある国産純正部品、知りませんか?

イベント開催は ・・・

以前と較べて、イベントの開催で疲れ切ってしまうようになった。
日曜日開催の後、2~3日は 「気持ちはあるけど、身体が ・・」な具合。
 
特に、講習イベントの場合には、一回毎に新しい目標を決めて、企画やコース、カリキュラムを一から組み上げていくためか、開催準備やシミュレーション(心配?)で中々眠りに就けず、いつも極度の睡眠不足での開催になっているからだ。
 
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でも、本当の活動はイベント開催後に待っているから、開催後の数日は精神的に辛くなる。
 
それは、イベント開催自体が活動の一番の目的ではなくなっているから。
一番の目的は、全国のライダーや彼らの周囲の人々へ、『いつまでも、楽しく、安全な オートバイフライフ』を過ごす為に、必要と思われる 知識や情報を 届ける活動が主体となっているからだ。
  

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イベント開催があるから、継続的に発信情報が生み出せる。
イベント活動があるから、気持ちの張りも生まれる。
でも、自分自身、ライダーとしての時間が少なくなる。
時々、何の為に活動をしているか見えなくなってくる。
 
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◎ 公式Webサイト【 サークル理論 】のページ、4ページ以降、9ページまでは作り上げたい。
◎ 動画【 サークル練習のススメ 】を あと 2本は作製したい。
◎【 安定限界トレール量 知っていますか? 】を 公式Webサイトへ掲載したい。
◎ 同じく、【 リアサスペンション のセットアプ 】も サイトページに掲載したい。
◎ そして、【 ルールやマナーより、モラルを! 】を “ 心 ” を説くページとして 公式Webサイトに 掲載したい。
 
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さあ、少し元気が戻ってきたから、9/10・ライディング講習の開催報告から作製を進めようか。
 
あ~~~   トラ君、充電機能を修理しないと、走れもしない !!
それに、週末は雨模様の様子
葛藤 葛藤  あぁ 葛藤