妖怪大魔王・コバ法王の日記

NPO法人GRA代表、妖怪:小林が書く、オートバイや人生、社会や文化など、日頃思っている事です

トライアンフ修理日記、燃料ポンプ編

    
今日は全国的に好天に恵まれて、絶好のツーリング日和、陽に当たらずガレージ作業でした。

トライアンフのトラ君の懸案の一つ、ウォーニングランプ点灯の件は、先日入手のj自己診断規格・OBD キャンセラー を接続して、ダイヤルを回して、電装品の一つのリレーの作動音がしたので、きっと、消灯出来たでしょう。正確には、点灯原因の対象となるセンサー回路をチェックして、燃料タンクを再び装着してから、エンジン再始動させてみなくてはわかりません ♪

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そのエンジンがすぐに停止するというトラブル解消の話に移ります。
症状からみて、燃料ポンプからインジェクターのライン詰まりか、ポンプの不定期的な作動不良が一番に考えられ、これは OBDテスターでも判定出来ない分野です。

そこで、燃料ポンプを外しました。
右上に見える、円筒形の金属部品が フィルターで、ライン上の詰まりが有るとすれば、この部品が一番の容疑者。だから、外そうとしましたが、少し動揺は見せるものの、仲々のしたたか者、すんなり外れてくれず、5分間ほど押し問答を繰り返しました。

 

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因みに、左上に見える円筒形の金属部品は燃料レベルセンサーで、その後ろの黒いケーブルはポンプ本体への電源配線です。
さあ、押し問答を続けるか、カツ丼でホロっとさせて白状させるか、これから暫く悩んでみます。


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新たな容疑者が捜査線上に浮かんで来ました。 それは、コネクターです。

燃料フィルターを諭すのは一旦諦めて、燃料ポンプ単体で動作テストをした時、気づいたのは燃料ポンプに電源を供給しているハーネス・配線のコネクターです。奥まで差し込んでも、本来なら働く筈のストッパーが効かず、接触がルーズになっているのです。
これでは、始動する時の一時の作動時以外のキメ細かな動作指示には正しく反応しない恐れはあります。


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それにしても、樹脂部品のコネクターとは別に、そのコネクターへの細い配線も完全に動脈硬化を起こしていて、どこまで修理すべきか少し考えてみる必要がありそうです。



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