妖怪大魔王・コバ法王の日記

NPO法人GRA代表、妖怪:小林が書く、オートバイや人生、社会や文化など、日頃思っている事です

趣味ではなく、“ 複業 ” ( パラレル キャリア ) なのだ !

『 良い趣味ですね 』

「オートバイで走る活動をしています」と言うと、他人からは「良い趣味ですね」という言葉が返ってくる。
 
「 日本一にもなっています 」とか
「 沖縄から北海道まで、全国各地を転戦するシリーズ戦を開催していました 」と言っても“ 趣味 ” と受け止められる。
  
だから、「 NPO法人を運営しています 」と言う時にも、趣味に “ 毛が生えた ” 程度の表現で今まで納得もしていた。
でも!  今日、それは違う事に気が付いた。
 
 
“ 複業 ” ( パラレルキャリア )なのだ。
趣味でもなく、副業でもなく、立派なキャリアなのだ。
 
 
『 二つのキャリアがあるからこそ 』

単に収入を得る職では決して得られない、専門的で高度な内容の知識やスキルを、はるかに多くの人と共有する事で得られた知識や経験、情報は 僕の人生にとって重要なキャリアになっている。

だから、“ 複業 ” ( パラレルキャリア )と 言う事にする。

その “ 複業 ” で得られた事は、数多くのイベント開催を実現する為の企画力、参加者データを活用する為の RDB(リレーショナルデータベース)活用知識、全国各地の開催会場候補や協賛企業との交渉技術、広報先の各専門誌への直接訪問では業界情報を直接知り、時には専門誌に毎月 3ページ寄稿の経験もしたし収入も得た。
そして SNS、ブログ、Webサイト構築技術と経験、画像や映像の編集技術など数多くを得られたのも、この “ キャリア ” があったからだ。

もちろん、収入を得る職でもそれなりのキャリアがある。
最初に入社した会社では、社長と二人で年商数億まで売り上げを伸ばしてきたし、次に入社した会社では、一人だけの事業部の立ち上げを任されて、海外メーカーと直接交渉して専売権を得た商品は日本国内で独占的シェアを15年以上得てきた。
けれども、“ 複業 ” ( パラレルキャリア )で得た技術があったからこそ、購買専用Webサイトの構築や画像・映像の編集技術で売り上げの実績も残してきた。
 
“ 収入職 ” と “ 複業 ” の両方があったからこそ、僕の人生のキャリアが残せている事は間違いない。
だから、“ パラレル キャリア ” と言おう。  
 
 
『 どちらが大切 ? 』

では、ここで自問してみよう。

「 どちらのキャリアが大切なのか? 」と。

格好をつけて言うなら、どちらも大切です! となるが、実際にはそんなに簡単なモノではない。

収入職で毎日通勤していた頃でさえ、平日、どちらのキャリアのためにより多くの時間を割いていたかと正直に言えば、
「 それは、〇△× です 」という時代もあったからだ。

一方が主体で 残る一方が従属の関係では決してない。
だから、副業 ではなく、“ 複業 ” ( パラレルキャリア )なのだ。
 
 
『 これからの事 』

これは自問する程の事でない事ははっきりした。
GRA活動で築いたキャリア、NPO法人代表理事としてのキャリアを正当に評価せず、ただ単に 収入職 の内容や収入額だけで僕を評価する人とは、人と人として真剣に信頼し合える関係は築けないだろう。
  
そして、例え収入が良くても、“ 複業 ” を一切評価する事のない 取締役の会社より、正しく評価をする 取締役の下での職を選ぶだろう。
そうなれば、今までに得た経験や知識を発揮し、その上で、収入職で新たな経験や技能の習得に励むのは間違いないからだ。
  
収入職を辞めてから、少しみじめで自信を失いそうな時もあったけど、この “ 複業 ” ( パラレルキャリア )があったからこそ 僕の人生であり 大きな特徴なのだ! と初めて気づいて、少し幸せ感に包まれている。
 
毎日、毎日、両方の “ 職 ” (キャリア)に 追われていたままだったら、気づかなかったかも知れない。
 

「 あぁ、仕事辞めて良かった 」