妖怪大魔王・コバ法王の日記

NPO法人GRA代表、妖怪:小林が書く、オートバイや人生、社会や文化など、日頃思っている事です

妖怪の言いたい放題

トラ君の、フロント スプリングの交換

トライアンフのフレームとサスペンションのマナーの悪さに手を焼き、探究と改良を重ねてきた。その一環としてフロント スプリング を変更して、設計の欠点をクリアする試みを繰り返し、ようやく最適な特性のスプリングに近づいてきた。これは、その最新のス…

マスク対策とヘルメット

僕はマスクを着けるのが嫌いだ。僕はマスクを無用に着けたくない。とは言え、マスク着けていない者を差別し忌み嫌う様な雰囲気も嫌いだ。 先日、その解決策を見つけた。ヘルメットを被るのだ。どうやら、ヘルメットを被った時点で人として見られていない雰囲…

もしも、この人だったら ・・

1957年9月、米国・アーカンソー州での“リトルロックの 9人”の状況と、現在、感染拡大を続ける 新型コロナウイルス禍騒ぎを繋ぐ考察です.。 ■ 関心のある方は、以下の サイトURL でご覧くださいhttp://gra-npo.org/policy/yokai_column/column/if_this_person…

バンク角と旋回特性との関係 (1)

先日(1/23)、イベントを開催した時、下に掲載した「お題」を 話題の題材にして、意見交換や分析をして、単にバンク角だけに留まらない深い話まで進められたので、折角だから、ここで紹介するので一緒に考えてみて欲しい。 結論を言ってしまうと、オートバ…

ヘルメットの弊害 Harm of helmet

一般道を走る機会の多いライダーなら、何度か経験した事があるだろう 四輪車のドライバーと意思疎通感が薄く、時に疎外・迫害されている感覚を もしかしたら、それはヘルメットの弊害かも知れない 安全の為に義務化されているから、と思って見過ごす前に、 …

タイヤにとっての、働きやすさと生き甲斐は・・

オートバイを操るという事は、オートバイに走ってもらう事。オートバイに走ってもらうという事は、タイヤにしっかりと仕事をしてもらう事です。 タイヤがしっかりと仕事ができるかどうかは、人が仕事をする場合に例えれば、下に書いた要素によって、その働き…

「 あおり運転 」、報道に関して

「あおり運転」報道に関して、ネット中傷者達により、又も、全く無関係の人の名誉棄損をし、社会的・経済的被害を招いている。 当然、刑事告訴や民事請求を含めて、彼らは責めを負うべきです。 同時に、報道視聴率に煽られ、連日全国放送をしたNHKを始めとす…

SNS 雑感

『 アラブの春 』 2010年、アラブの春と呼ばれ、中東のシリアやトルコ、北アフリカの エジプトやリビア、シュニジア、アルジェリア などの国で、市民を中心にした既存政権・君主への反対抗議運動が一気に高まった時があった。2008年9月、アメリカの証券会社…

【 8月17日 雑感 】

毎日、朝から晩まで、GRAの仕事に向かっていると、向かわなくては! と 奮い立たせていると、時々、自分が小さい存在に思えてくる。 何か、全く違うジャンル、直接関係の無い事に集中している人に注目して、自分自身の中で メラメラ と燃え上がるモノが出て…

『昔 乗っていた車両』三菱 コルト・ギャラン 16L

妖怪(GRA代表:小林)、過去の車歴・経歴書『 昔 乗っていた車両 』( コバ法王の日記 より転載 )の連載を開始しました。 第一回目、オートバイは “ 大嫌い ” だったので、初めての車両は自動車です。 最初の車は、三菱自動車製の車でした 幼い頃から蓄え…

「 言い方が悪い 」 の言葉    ( 妖怪のつぶやき より )

「言い方が悪い」と、よく口にしたり、耳にしますが、 この言葉を無くする事を提案します。 なぜなら、この言葉は、責任を転嫁するために使われ、 勇気ある人の言動を貶めてしまい、 問題を解決から遠ざけてしまうからです。 『 言い方が悪い 』この言葉が一…

ヤマハ NIKEN 妄走記

ある休日、街へぷらりと走りに出た。 ホンダ専門店は見学済みだったから、カワサキ専門店へ部品注文を兼ねて行って、ヤマハ専門店へ向かった。すると、店頭に NIKEN 君 が展示してあった。記事では色々と知ってたけど、現物を観るのは初めてだったから、勝手…

飲酒とインモラル

飲酒しての、運転行為が厳罰化された様に、飲酒しての、犯罪行為への厳罰化を望みます。それ以上に、愛飲の人々の他者啓発を願います。 『 お酒の文化 』 お酒は、楽しい文化です。人の心を解きほぐし、人と人との距離を縮めてくれる、とても素敵な飲み物で…

新ロゴ、気付くか? 伝わるか?

いつも、話題にしたい事は多岐に亘っている。そして、話題の対象物によって、伝えたい内容や熱の入れている方向も違うから、受け取ってくれる方に混乱を招かないために、文章スタイルや発信者ネーム、ロゴを使い分けている。 例えば、伝えたい事がオートバイ…

ネズミ達の、バンクシー騒動

これは、バンクシーにまつわるお話もちろん、壊れたシュレッダーの事ではない。 ある国の首都、そこの公共物にラク書きが見つかった。それを見た首長、「 バンクシーだ! 」と言い出した。 それを聞いたメディア各社、疑問すら持たず、一斉に、展示会開催の…

4/7 “桜見” ツーリング の リポートです

30年以上振りの マスツーリングに参加して、色々と 現在のライダー達の状況など、考えさせられる材料のあった旅でした。 * * * * * * * 『 朝、サービスエリアより 』 朝 8時、ツーリング出発地点となった サービスエリア(道の駅)から、ツーリング…

魂とお金のバランスシート

幼い頃はほとんど意識せず、社会に出てから気づく事がある。若い頃には無くても気にしなかったが、やがて、お金が無いと信頼されない事に気付く。 でも、それが一番大切なのか ・・・ ? 『 資本主義社会の常識 』 社会に出て暮らし始めると、お金が無いと困…

スプリング 番外編 / オートバイ業界の良識について

多くの人は意識していないと思うけど、サスペンションのスプリングはオートバイの性能や性格、安全性を決定するとても大切な要素だ。 だから、“ スプリングフェチ ”と自称する僕は、いつもスプリングの事で色々と考えたり悩んだりしている。 今回、スプリン…

リアスプリング フローティング化 (その7)

『 600 LBS/ inch から 575 LBS/ inch へ換装 』 リアサスペンションユニット、実際に車両に装着して走ってみると、スプリングレートが若干高い事が判明。 そこで、600 LBS/inch から 575 LBS/inch のレートのスプリングへの換装が完了した。 さあ、車両に装…

思い出の、鈴鹿の日々

今後の人生を考える一旦退職を期に、 色々なモノの整理を進めている。すると、その整理対象になったモノ達が僕に語りかけてくれて、時には鮮明に過去を思い出させてくれる事がある。その一つに『鈴鹿』があった。 『鈴鹿』と言えば、僕達の年代のオートバイ…

車の女 ( 他人を省みない人たち )

雨がそぼろ降る、夕方の歩道を歩いているとそれが居た。 【 歩道の女 】 正確に言えば、歩道の上の車の中の女だ。交通量の少ない、幅員9mの 市街地道路の横幅 1.5mの歩道の上に、片輪だけ車道に残して、その女の車が駐車していた。 歩くスペースは 30㎝ ほ…

最適トルク設定は常識。 しかし ・・

車両の基本的設計の問題のため、不出来な箇所が次々と頭を出すトライアンフ君。最も深刻なフロント周りの安定性の低さ、ギャップ走破時のマナーの酷さの解消に一定の目処が立った今、俄然、目立つようになったのがリア周りのリジット感、作動性に悪さだ。 『…

「 走りたくないコース、 走りたいコース 」

ジムカーナに限らず安全運転競技大会のコース設定の最近の傾向には疑問だ。 愛に乏しく、夢少なく、個性出せない設定が目立ち過ぎる。 競技用の走行コースは、バレエやアイススケート競技、ビアノやバイオリンのコンサートなどと同様に、芸術性や創造性が欠…

トラ再走計画・『 フロントスプリング の 選定 』

オートバイの整備やセッティング作業の中で、エンジン本体を除けば、最も “正解” を導き出し難いのが サスペンションのセッティングで、その中でも フロントサスペンション の 仕様変更(セッティング)ほど 最適セッティング(正解)が出難いモノはない。本…

「 声 」を聴かない ライディング

オートバイの運転は、誰かに教えてもらっただけで、それだけで上達するわけがない。オートバイとの会話を覚えて、それで上達するものだ。それは ピアノを演奏する場合と同じだ。英会話の上達ともよく似ている。しかし、操作方法を伝えても、会話を教える人は…

フロントスプリング データ見本と概論

オートバイのセッティングをする上で、エンジンを除けば、一番やっかいなのはサスペンションのセッティングです。そして、サスペンションのセッティングで一番難しいのは “ スプリング ” の選定です。【 サスペンションの本質 】有名ブランドのサスペンショ…

妖怪・小林 “妖怪” と呼ばれる前の 憧れで目標

妖怪になる前の1980年代末、二輪ジムカーナ界のトップライダーの走りを目の当たりにして、ますますライディングの世界へと魅了されてしまったのです。それでは! と、最も競技人口が多く、競技レベルが高かった関東へ!年明け早々から通い始めると ・ ・ ・ …

この活動、過去と現在、未来

僕は、1991年、一人で思い立ち、GRAという組織を立ち上げた。それ以来、数多くの協力者の力を借りつつ、合計 584回のイベント開催と 20,221人の参加者動員をしている。( 2015年末現在 )僕は、嘘はつきたくないし、偽善者にもなりたくないので言うが、これ…