妖怪大魔王・コバ法王の日記

NPO法人GRA代表、妖怪:小林が書く、オートバイや人生、社会や文化など、日頃思っている事です

車の女 ( 他人を省みない人たち )

雨がそぼろ降る、夕方の歩道を歩いていると
それが居た。


【 歩道の女 】

正確に言えば、歩道の上の車の中の女だ。
交通量の少ない、幅員9mの 市街地道路の横
幅 1.5mの歩道の上に、
片輪だけ車道に残して、
その女の車が駐車していた。

歩くスペースは 30㎝ ほどしか残っていない。
多くの歩行者達は、車を避けて、車道を歩いている。

しかも、よく見れば 右側駐車。
わざわざ 対向車線側の歩道の上に駐車している。

車内でスマホをいじっている女は 20歳前半、
身長は 150㎝ 少々、服装も化粧も普通の女性に見える。

 

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【 女の反応 】

二つの法律違反の現行犯だが、
歩行者の立場では、歩道上の駐停車が迷惑だから言った。

「 迷惑だ 」
「 どかしなさい! 」と

すると、注意された事に驚いたのか ?
法律違反も迷惑行為も一切意識していないのか?
女が発した言葉は

「 なんで、そんな言い方をするのですか? 」

理性的な言葉だが、あきらかに怒りの感情が籠っていた。

注意された事には一切気を留めず、
話す為に開けていた窓をすぐに閉め、
返す手でロックを掛け、
外で立ちつくす僕にスマホを向けた。

そう、カメラで撮影するアングルだ。 

 

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【 省みない人達 】

他人への迷惑を省みない人は居るもの。
例え注意されても謝らないばかりか、逆切れする人も居る。

しかし、かと言って、無視する人も考えものだ。
注意はおろか、まるで見なかった様に通り過ぎる歩行者たち。
車椅子や視力が衰えた人にとっては危険と言える行為にも、
一切無関心の様に振る舞う人達。

将来の自分自身や眼や脚が衰えた両親や人々の存在を考えれば、
将来のあるべき社会を創るのは今を生きる人々の責任だから、
せめて、違反車両にスマホを向けるぐらいはすべきだろう。