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妖怪大魔王・コバ法王の日記

NPO法人GRA代表、妖怪:小林が書く、オートバイや人生、社会や文化など、日頃思っている事です

ストップウォッチは、名コーチ

オートバイの練習は楽しい

オートバイで、
ジムカーナという競技を長年やってきた。

上手になり、速いタイムを出せるのが楽しくて、
練習も随分とやってきた。

ただやみくもに走り込んでいた時期もあったけど、
優秀なコーチと出会ってなければ、
長い間、良い実績・結果は残せなかっただろう。

 

【 彼は、名コーチ 】

そんな “ コーチ ” の一人が ストップウォッチだ。

簡単な練習コースを走る度、“ 彼 ” はタイムを測定するだけ。
でも、何度か走る度、0.1秒 単位で変化するタイムは教えてくれる。
「 今のは、あそこでロス(失敗)したね 」
「 あ っ!  今の走りの感じだよ 」って。

彼の指摘はいつも無慈悲な程に正確で、
たった 15 秒 程度の短いコースでも、僕には毎回とても勉強になった。

 

【 一人練習の時には ・  】

僕は、どちらかと言えば、一人で居るのが好きだ。
だから、集中して練習したい時ほど、一人で練習をした。

一人で練習をすると、ひとつ困った事ができた。
それは、ストップウォッチでタイムを測ってくれる人が居ない事だ。

それを解決する為に、一人で計測する為のストップウォッチを作った。
( 画像が、4代目の “ 彼 ” )

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 クラッチレバーの操作一つで測定できる様に、
車両のクラッチスィッチとは別にマイクロスィッチを新設し、
ストップウォッチのスィッチング回路に直列に割り込ませる設計だ。

クラッチレバーの動きを感知するマイクロスイッチの他には、
ストップウォッチの改造だけと、とても安価でシンプルな方式だ。
でも、“ 彼 ” の働きは今まで以上になった。

 

【 新しい “ 彼 ” が出来る事 】

新しい “ 彼 ” は、朝から晩までの練習に付き合ってくれて、
いつでも不満も言わず、タイム測定を冷静に見つめてくれた。

それまでのタイム測定は、誰かに頼むしかなくて、
一日中測定をしてもらうのは難しいし、測定誤差もある。

でも、今度の “ 彼 ” なら、
気遣い不要、タイム測定にいつまでも付き合ってくれるし、
操作方法に慣れると、測定誤差も無視できる程になった。

その結果、練習密度が一層高まった。
特に、ベストタイムを更新する事だけではなく、
毎回、ほぼベストのタイムを残す練習が実力を高めてくれたのだ。

 

【 そして、今 】

けれども、ここ 5年近く、“ 彼 ” と一緒に練習をしてこなかった。
いや、オートバイ自体をガレージに閉ざしたままだった。

ようやく、この一年余りで、少しずつ乗る機会は増えてきて、
先日、久し振りに “ 彼 ” を呼び出して、
車両(オートバイ)に繋いで、動作チェックをしてみると ・ ・

「 動かない ・・・ 」

オートバイ側のスイッチと配線は、問題無いように見える。
では、ストップウォッチだと考え、分解したら後悔の山。

同じ本人が作った(改造)した筈なのに、
その本人が元に戻せなくなってしまったのだ。

結局、1時間後、元には戻せて、車両側の接触不良個所を直して、
“ 彼 ” は生き返ってくれた。

でも、それは VTR(練習用車両)だけ、
トライアンフ(本番用車両)の 増設した配線設計は複雑で、
そちらでは 動いてはくれなかった。

でも、まだ良いか。
トライアンフを動かすのは来年だろう。
だって、車検切れたままだし。